じい・マダム・ヒメによるリレーエッセイ

「つぶやき余暇」

毎月4のつく日は”よっかネタ”配信日!
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毎月ひとつのテーマを、世代の異なる3人の余暇研究者が執筆します。
じい(薗田碩哉)・マダム(辰巳厚子)・ヒメ(青野桃子)

#122 働き方と余暇 その2(2025年11月14日)

Posted by admin|  Posted on 2025/11/14 8:00

働く喜びの中には、一見その対極と見える「余暇を楽しむ喜び」が組みこまれていなくてはならない。一本の縄を綯うには、藁束を束ねた2本のひもを絡み合わせて行くのである。労働と余暇の2本が相互に絡み合わなければ丈夫な縄=生活は作れない。労働だけで人の生活を編むことはできないことを知るべきだ。

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#121 働き方と余暇 その1(2025年11月4日)

Posted by admin|  Posted on 2025/11/04 8:00

新たな首相は労働時間規制緩和を推し進めるようだ。これは、余暇について考える私にとって見過ごせない。「働きたい人がもっと働けるように」ということらしいのだが、実際は「働かなくても済むなら労働時間は延ばしたくない。でも暮らせるほど稼げないので働くしかない」という話で、余暇の視点を持たなくとも、何だかおかしな話になっていると感じるのではないか。

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#120 都市 その3(2025年10月24日)

Posted by admin|  Posted on 2025/10/24 15:00

都市のいちばん都市らしいイメージは「賑わい」というものだろう。ではその賑わいの正体は何なのか。賑わいのおおもとにあるのは「楽しい気分」だと思われる。多くの人が集まって何となく楽しくなる、そのためにはその人たちが自由な余暇の雰囲気を共有することが欠かせない。余暇と遊びこそが賑わいの原点、端的に言えば、都市を支える原動力は余暇の力なのだ。

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#119 都市 その2(2025年10月14日)

Posted by admin|  Posted on 2025/10/14 8:00

「余暇環境」としての都市を考えるには、東京と大阪を比べてみるのがいい。東京には多くのヒト・モノ・カネが集まっているが、その分、ちょっとした時間を過ごす場所が欠けているようだ。一方大阪は駅前の再開発で、何にでも使えるフリースペースが増えてきている。今後どのような変化があるのだろうか。

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#118 都市 その1(2025年10月4日)

Posted by admin|  Posted on 2025/10/04 8:00

「地方創生」の議論は、地方に仕事を増やせ、雇用を増やせと「雇用環境」を問題にしてきたが、それだけではない何か「ファクターX(未知の要因)」を探し出そうとした調査があった。 その「ファクターX」は、遊びの寛容性と幸福度だという。 遊びの寛容性が最も高い「東京」が魅力的だというのだが・・・。

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