じい・マダム・ヒメによるリレーエッセイ

「つぶやき余暇」

毎月4のつく日は”よっかネタ”配信日!
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毎月ひとつのテーマを、世代の異なる3人の余暇研究者が執筆します。
じい(薗田碩哉)・マダム(辰巳厚子)・ヒメ(青野桃子)

#086 習い事・お稽古 その2(2024年11月14日)

Posted by admin|  Posted on 2024/11/14 8:00

習い事やお稽古は、人が他の誰でもないその人らしく、個性的に生きていこうとするなら、無視することのできない課題である。日本人は昔から、男も女も、老いも若きも、好みに合った芸を身に着けることを素養の一つとしてきた。晴れの場面で披露できる芸の一つもないようでは、人として恥ずかしい……この感覚をいまでも大切にしたいものだ。

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#085 習い事・お稽古 その1(2024年11月4日)

Posted by admin|  Posted on 2024/11/02 19:36

おとなになると、教えたり伝えることが増え、教わる機会は少なくなっていく。 しかし、新しいことを知る喜びや、今まで触れてこなかったものができるようになることで得られる達成感は健在だ。 たとえば、ラジオの外国語の講座に取り組んだり、カルチャーセンターなどに通っているひともいるのではないだろうか。 子どものころのように強制されるものではなく、自分の意志で選んだものだからこそ、積極的に楽しめるのかもしれない。

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#084 オンとオフ その3(2024年10月24日)

Posted by admin|  Posted on 2024/10/24 8:00

労働と余暇を切り替えるスイッチが、どうやら壊れかけている。労働に余暇が入り込み、余暇が労働になるみたいな「オン-オフ融合」が新しいライフスタイルであるかのように言う人もいるようだ。しかし、それは労働が余暇を取り込んで、人々をもっともっと働かせようという資本の陰謀じゃないのか。

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#083 オンとオフ その2(2024年10月14日)

Posted by admin|  Posted on 2024/10/14 8:00

会議や打ち合わせ、研究会もオンラインでできるようになった。 たしかに移動時間や天候に左右されず、会場を予約する必要もないため、実際のところ便利なことが多い。 その一方で、自宅からでも参加できることにはメリットだけでなく、デメリットも多い。 オフラインしかできない時代より、状況次第でオンラインという選択肢が増えたのはうれしいが、どうしても日常に労働が入り込んでくるのだ。このような時代の中での完全な「オフ」の取り方を見つけに行きたい。

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#082 オンとオフ その1(2024年10月4日)

Posted by admin|  Posted on 2024/10/04 8:00

「いつでもどこでも」つながれるというのは、ICT時代の素晴らしいところ。今や私たちは、つながらない環境には不安さえおぼえるだろう。とはいっても、仕事のオフの時に、自宅のパソコンやテレビに上司の顔が映ったら、それは、恐怖でしかない。いつでもどこでもつながれるは地獄、ホラー映画だ!仕事がオフの時には、仕事のパソコンやスマホもオフにしたい。

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