#012 わが国最初の余暇の本(2022年2月24日)
Posted by | Posted on 2022/02/24 18:00
日本で最初に余暇をテーマにして書かれた本をご存じだろうか。 それも今日や昨日ではない、遠い昔の鎌倉―室町時代、 当時の知識人が書き残した「余暇」の本、 あなたはその本の名が思い浮かぶだろうか。 答えを言おう、 それは吉田兼好の『徒然草』―つれづれ草、 つれづれなるままに...で始まるあの本だ。 『徒然草』が何故に余暇の本か、 それはこの著者が「暇で退屈している」ことを大切な拠り所として この本を書いているからである。