じい・マダム・ヒメによるリレーエッセイ

「つぶやき余暇」

毎月4のつく日は”よっかネタ”配信日!
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毎月ひとつのテーマを、世代の異なる3人の余暇研究者が執筆します。
じい(薗田碩哉)・マダム(辰巳厚子)・ヒメ(青野桃子)

#026 バカンスとその起源(2022年7月14日)

Posted by admin|  Posted on 2022/07/14 18:00

今日は7月14日、今年(2022年)はたまたま満月の日だが、 この日は世界史を揺るがした記念日であることをご承知だろうか。 1789年7月14日は、フランス革命勃発の日である。 パリの民衆が立ち上がってバスティーユ監獄を襲って囚人を解放、 そこから動乱が始まってとうとう長く続いた王政が打倒され、 市民が主人公の近代社会が始まったことは、みなさん歴史で習った通りだ。 かの地では「フランス国民祭典」の祝日で、日本では「パリ祭」の日として知られている。 この日には革命とともに、もう一つ大切な意味がある。 お祭りを楽しんだら、いよいよ待ちに待ったバカンスが始まるからだ。 この日を境に、老いも若きも仕事から解放されて、長い長い余暇の季節に突入する。

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#025 余暇には旅に出よう(2022年7月4日)

Posted by admin|  Posted on 2022/07/04 18:00

まとまった余暇ができると旅に行きたくなる人は多いだろう。 2、3日の余暇なら近場の温泉へでも行こうか、 1週間も余暇が得られるならちょっと遠出をして、 この列島の端の方や離れ島を訪ねてみたくなる。 それとも思い切って外国へ… 余暇の中にはどうやら「お出かけ志向」が埋めこまれていて、 余暇が大きくなればなるほど遠くへ、 まだ見ぬ国や地方への思いが深くなる。 余暇とは旅の原動力であり、旅こそ余暇の王様なのだ。

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#024 余暇の友は酒・・・(2022年6月24日)

Posted by admin|  Posted on 2022/06/24 18:00

世の多くの人は酒を飲む とりあえずはビール、続いてチューハイだ、水割りだ、日本酒だ... 酒は酒を呼び、次々と盃を重ねていい気持ちになる。 酒を飲むのは余暇においてである。 仕事中に酔っぱらっていたら間違いなくクビになる。 酒が飲める時間・・・それこそが余暇である証拠といえる。 余暇にもいろいろある、仕事帰りの余暇、週末の余暇、もっと長い休暇、 余暇に合わせて酒の飲み方も千変万化する。 それぞれの余暇にふさわしい酒の飲み方を考えよう。

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#023 学歴、職歴、加えて余暇歴(2022年6月14日)

Posted by admin|  Posted on 2022/06/14 18:00

どこかへ就職しようと思ったら履歴書を書いて出すのが一般だ。 そこに記すことを求められるのはまずは学歴、 その次はそれまでに就いた仕事の履歴、 履歴といえばこの2つが頭に浮かぶ人が多いだろう。 だが履歴書に、もう一つ書くことがあるのを忘れちゃいけません。 それは「趣味」とか「特技」の欄。 仕事以外にどんなことに興味を持ち、どんな活動をしていますか、 これはその人の人柄や人間の幅を知るのに重要な項目なのだ。 趣味や特技を持てるかどうかは、どんな余暇を積み上げてきたかによって決まる。 「余暇」歴は人の個性を生み出す忘れてならない履歴の1つだ。

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#022 余暇って学問になるの?(2022年6月4日)

Posted by admin|  Posted on 2022/06/04 18:00

学問と言えばまずは古典的な哲学、文学、法学、経済学… 理科方面なら医学、化学、物理学、建築学に電子工学… いずれも立派な大学に学部や学科があって偉い教授たちが犇(ひし)めいている。 ところが近年、いささか風向きが変わって、今風のソフトな学問が増えてきた。 マスコミ学、コミュニケーション学、生活デザイン学あたりから はては観光まちづくり学、不動産学、演劇学からマンガ学まで、 ユニークな学部・学科を持つ新興大学があちこちに生まれている。 それでもどうしても見つからないのが「余暇」という名前の学部や学科だ。 余暇は学問とは無縁な世界なんだろうか。

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