じい・マダム・ヒメによるリレーエッセイ

「つぶやき余暇」

毎月4のつく日は”よっかネタ”配信日!
logo_tsubuyaki

毎月ひとつのテーマを、世代の異なる3人の余暇研究者が執筆します。
じい(薗田碩哉)・マダム(辰巳厚子)・ヒメ(青野桃子)

#014 余暇を主題に社会運動(2022年3月14日)

Posted by admin|  Posted on 2022/03/14 18:00

世の中にはいろいろな「運動」がある。 運動会とか運動選手とか背筋運動のような運動、 これは英語でいえばエクササイズのこと。 他方、選挙運動とか労働運動とか赤い羽根募金運動なんて言うのもある。 これは筋肉を動かすのではなく、世の中を動かそうという運動である。 英語でいえばムーブメントということになる。 さて、余暇と縁のある運動はどちらだろうか。 ヒマがあるので、ちょっと外へ出て一運動してこよう…というのはよくある話。 余暇はさまざまなエクササイズに活用されている。 しかし、それだけではない。 余暇をテーマにした社会運動も立派に存在している。 余暇を社会問題の一つとして捉え、 余暇を追求して世の中を変えようという余暇ムーブメントに注目してみたい。

READ MORE

#013 余暇の三段階 - 休息・気晴らし・自己開発(2022年3月4日)

Posted by admin|  Posted on 2022/03/04 18:00

余暇と言ってもいろいろな余暇がある。 ぼんやりしたりのんびりしたりのお手軽な余暇から、 散歩や体操や読書や音楽鑑賞のような日常の余暇、 さらに、お金と時間をかけて旅行に出るような大掛かりな余暇もある。 フランスの社会学者ジョフル・デュマズディエは、 これらの余暇を、それに費やす人間的エネルギーに注目して 休息―気晴らし―自己開発の3つの段階に仕分けしている。 余暇はまず、忙しい仕事から逃れて、ゆっくりと骨休みをする時間であり、 元気が戻ってきたら、あれこれ楽しい気晴らしに時を過ごし、 さらに気力が充実すれば、自分なりに新たな目標を設定して 自分の可能性を追求する時間にもなるというわけだ。

READ MORE

#012 わが国最初の余暇の本(2022年2月24日)

Posted by admin|  Posted on 2022/02/24 18:00

日本で最初に余暇をテーマにして書かれた本をご存じだろうか。 それも今日や昨日ではない、遠い昔の鎌倉―室町時代、 当時の知識人が書き残した「余暇」の本、 あなたはその本の名が思い浮かぶだろうか。 答えを言おう、 それは吉田兼好の『徒然草』―つれづれ草、 つれづれなるままに...で始まるあの本だ。 『徒然草』が何故に余暇の本か、 それはこの著者が「暇で退屈している」ことを大切な拠り所として この本を書いているからである。

READ MORE

#011 江戸時代には過労死はなかった(2022年2月14日)

Posted by admin|  Posted on 2022/02/14 18:00

日本人の「過労死」はつとに世界的に有名で 働き過ぎて死ぬ人が後を絶たない。 KAROSHIという用語は英語の辞書にも登録されている。 (2002年 オックスフォード英語辞典に載ったのが最初) でも、日本人はもともとそんなに「働き過ぎ」ではなかった。 それは近代以後、特に大正期辺りから今日まで続く習慣(というより悪習)で たかだか100年ぐらいの「伝統」に過ぎない。 それも「過労死」となると、バブルがはじけて 失われた10年、20年と言われた平成期に目立ってきた現象だ。 そこで少しばかり歴史を巻き戻してみよう。 かの江戸時代に「過労」で死んだ人がいたのだろうか。 徳川300年の泰平の時代、貧しくとも平和な時代に 人々はもっとのどかな働き方をしていたように思われる。

READ MORE

#010 日本人は世界一の余暇貧乏(2022年2月4日)

Posted by admin|  Posted on 2022/02/04 18:00

日本は「お金持ち」の大国である。 経済の規模で言えばアメリカ、中国に次いで世界第3位。 一人当たり国民総所得でも、大国ではアメリカ、ドイツ、オーストラリアなどと肩をならべ、日本は「お金持ち」の大国である。 経済の規模で言えばアメリカ、中国に次いで世界第3位。 一人当たり国民総所得でも、大国ではアメリカ、ドイツ、オーストラリアなどと肩をならべ、 1人38,000ドルで、中国の8,700ドル、エジプトの3,000ドルのはるか上を行く。 (因みにアフリカのコンゴ民主国は460ドルしかない、このおそるべき格差。) だが、目をお金の豊かさから「時間の豊かさ」に移してみると、 何とも情けないビンボー国であることが見えてしまう。 そもそも労働時間が長く、大国の中では断トツの労働大国である。 残業は野放しで、「過労死」する人が後を絶たない。 週休2日制は発展途上、長期休暇に至っては、 欧米の半分にも届かない最貧国を誇って?いる。 どうしてこんなんことになったのだろう。

READ MORE

コンテンツ一覧


Contact Us

東京都日野市百草1002-19
info@yoka.or.jp

Top