じい・マダム・ヒメによるリレーエッセイ

「つぶやき余暇」

毎月4のつく日は”よっかネタ”配信日!
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毎月ひとつのテーマを、世代の異なる3人の余暇研究者が執筆します。
じい(薗田碩哉)・マダム(辰巳厚子)・ヒメ(青野桃子)

#090 大学の余暇講義 その3(2024年12月24日)

Posted by admin|  Posted on 2024/12/24 8:00

大学で「余暇」の付く講義は少なくなっているが、私たちの生活にとっては身近な存在の はずだ。 「休み」は近年もベストセラーになっているテーマであり、余暇について考えたいひとが 多いことは想像に難くない。 とはいえ、余暇は教える/教わるものなのか。 そのこと自体が論争になり得るポイントであって、余暇のもつ自由はどのようにすれば実 現できるのか、それぞれが考えることから始めたい。

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#089 大学の余暇講義 その2(2024年12月14日)

Posted by admin|  Posted on 2024/12/14 8:00

日本の休暇政策や観光政策、文化政策までが経済の活性化の論理で推し進められている。 そこに違和感を感じるのは、「生きる目的としての余暇」という土台となる思想が感じられないからだ。 余暇は流行現象ではない。生きる根本を問う問題である。 数少ない余暇講義であるが、このことをしっかりと学生に伝えたい。

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#088 大学の余暇講義 その1(2024年12月4日)

Posted by admin|  Posted on 2024/12/02 22:42

大学の講義にも「余暇」をテーマにしたものがあっていい。実際、今世紀初頭までは、あちこちの大学に余暇論があったのだが、だんだんに少なくなり、余暇論の草分けだった立教大学コミュニティ福祉学部の「余暇生活論」が今年度で姿を消すという。現実の余暇の貧困化が進む中、余暇論義さえも消えていく。それでいいのか。

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#087 習い事・お稽古 その3(2024年11月24日)

Posted by admin|  Posted on 2024/11/24 8:00

趣味の習い事やお稽古ごとを長く続けている人の幸福度は高いらしい。 習い事やお稽古のために、教室に通い、先生から教わり、仲間に刺激を受けながら、腕を磨いていく。一朝一夕には上達しないし、趣味といえども楽しいことばかりではない。 しかし、発表会や展示会で披露できる腕前までになれば、達成感もひとしおだ。 こうしたプロセスが幸福度を高めるのだろうか。

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#086 習い事・お稽古 その2(2024年11月14日)

Posted by admin|  Posted on 2024/11/14 8:00

習い事やお稽古は、人が他の誰でもないその人らしく、個性的に生きていこうとするなら、無視することのできない課題である。日本人は昔から、男も女も、老いも若きも、好みに合った芸を身に着けることを素養の一つとしてきた。晴れの場面で披露できる芸の一つもないようでは、人として恥ずかしい……この感覚をいまでも大切にしたいものだ。

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