#037 コロナの禍福その1(2023年7月4日)
Posted by | Posted on 2023/07/04 10:00
やっとのことでコロナが沈静し、日常が戻りつつある。コロナはとんだ災難だったが、コロナがもたらした「福」もないわけじゃない。日本人がまともに取り上げようとしなかった「余暇」の値打ちをコロナは深いところから教えてくれたのではなかろうか。
毎月ひとつのテーマを、世代の異なる3人の余暇研究者が執筆し
じい(薗田碩哉)・マダム(辰巳厚子)・ヒメ(青野桃子)
Posted by admin | Posted on 2023/07/04 10:00
やっとのことでコロナが沈静し、日常が戻りつつある。コロナはとんだ災難だったが、コロナがもたらした「福」もないわけじゃない。日本人がまともに取り上げようとしなかった「余暇」の値打ちをコロナは深いところから教えてくれたのではなかろうか。
Posted by admin | Posted on 2022/10/24 18:00
レジャーと言えば一般には気楽で肩の凝らないものと相場が決まっている。 だからこそ一時の気晴らしになり、元気も取り戻せる。 くそまじめなレジャーなんか面白くもない… ところが世の中には、まじめに真剣にレジャーに取り組む人たちもいる。 自分の趣味に打ち込んで、時間もお金もたっぷり使い、 そこに生きがいを感じている人だっているのだ。 そうしたまじめなレジャー=シリアス・レジャーこそが 新しいライフスタイルを作っていくのだという。
Posted by admin | Posted on 2022/10/14 18:00
猛暑の夏が過ぎ去って、爽やかな秋がやってくる 天気のいい日にぼんやり空を眺める 透き通った青い空がどこまでも広がり その中にぽかりぽかりと雲が浮いている 雲というのは空の中の何なのか そんなことを考えてふと思いついた 雲というのは空の中の「余暇」なんだ あってもなくてもいいような、でも、なくてはならないものでもある 空が空だけだったらやっぱり物足りない 真っ白で柔らかそうで楽し気な雲が空を空たらしめている 生活も同じことだ、仕事一色では息が詰まる 雲のような余暇が生活を生きるに値するものにしてくれる
Posted by admin | Posted on 2022/10/04 18:00
10月は読書の秋もたけなわ、秋の夜長に本を読みましょう ...というわけでこのコラムに相応しい余暇の本を紹介させていただこう。 といっても「余暇の過ごし方」とか、旅のガイドブックとか、 もろもろの余暇に取り組むための実用書ではなく、 「余暇とはいったい何だろう?」ということを考えるための本である、 ヨゼフ・ピーパーというドイツの哲学者が1965年に書いた『余暇と祝祭』 文庫本で100ページ少しの小さな本だが、 これこそ究極の余暇の本なのだ。
Posted by admin | Posted on 2022/09/24 20:00
職場から休暇をもらうとき、上司や同僚に対して 「申し訳ありません、休ませていただきます」と恐る恐る申し出て、 何度も頭を下げてやっと認めてもらうというのが日本の職場の日常風景だ。 間違っても「俺は休むぞ」なんて堂々と言ってはいけない。 家族の不幸が出来(しゅったい)して、急に予定の仕事を放り出して休みを取るならともかく、 決められた有給休暇を取るのでさえ、周りを気にして平身低頭... これってやっぱりおかしくないだろうか。 定められた有給休暇は働く者の当然の権利なのだ。 大手を振って、遠慮なく休もうではないか。