じい・マダム・ヒメによるリレーエッセイ

「つぶやき余暇」

毎月4のつく日は”よっかネタ”配信日!
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毎月ひとつのテーマを、世代の異なる3人の余暇研究者が執筆します。
じい(薗田碩哉)・マダム(辰巳厚子)・ヒメ(青野桃子)

#015 余暇は戦争を止められるか(2022年3月24日)

Posted by admin|  Posted on 2022/03/24 18:00

2月24日の「よか」の日に突如始まったロシアによるウクライナへの侵略、 プーチンの野望に発した無謀・理不尽・残虐な戦争は1か月たっても終わらない。 世界中の世論がこの戦争に反対して、ロシアの非を訴え、 ロシアに対する経済制裁も始動しているが、 独裁者プーチンは国内にもある反戦の声を抑え込んでミサイルを撃ち続ける。 毎日毎日、罪のない市民たち、女性や子どもの屍が積み上げられていく。 余暇などというものは戦争の前にはいかにも無力だ。 この厳しい状況を前にして余暇を語ること自体が 無意味どころか非難の的になるかもしれない。 それでも我々は主張したい、 余暇こそ平和の礎なのだと。

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#014 余暇を主題に社会運動(2022年3月14日)

Posted by admin|  Posted on 2022/03/14 18:00

世の中にはいろいろな「運動」がある。 運動会とか運動選手とか背筋運動のような運動、 これは英語でいえばエクササイズのこと。 他方、選挙運動とか労働運動とか赤い羽根募金運動なんて言うのもある。 これは筋肉を動かすのではなく、世の中を動かそうという運動である。 英語でいえばムーブメントということになる。 さて、余暇と縁のある運動はどちらだろうか。 ヒマがあるので、ちょっと外へ出て一運動してこよう…というのはよくある話。 余暇はさまざまなエクササイズに活用されている。 しかし、それだけではない。 余暇をテーマにした社会運動も立派に存在している。 余暇を社会問題の一つとして捉え、 余暇を追求して世の中を変えようという余暇ムーブメントに注目してみたい。

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#013 余暇の三段階 - 休息・気晴らし・自己開発(2022年3月4日)

Posted by admin|  Posted on 2022/03/04 18:00

余暇と言ってもいろいろな余暇がある。 ぼんやりしたりのんびりしたりのお手軽な余暇から、 散歩や体操や読書や音楽鑑賞のような日常の余暇、 さらに、お金と時間をかけて旅行に出るような大掛かりな余暇もある。 フランスの社会学者ジョフル・デュマズディエは、 これらの余暇を、それに費やす人間的エネルギーに注目して 休息―気晴らし―自己開発の3つの段階に仕分けしている。 余暇はまず、忙しい仕事から逃れて、ゆっくりと骨休みをする時間であり、 元気が戻ってきたら、あれこれ楽しい気晴らしに時を過ごし、 さらに気力が充実すれば、自分なりに新たな目標を設定して 自分の可能性を追求する時間にもなるというわけだ。

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#012 わが国最初の余暇の本(2022年2月24日)

Posted by admin|  Posted on 2022/02/24 18:00

日本で最初に余暇をテーマにして書かれた本をご存じだろうか。 それも今日や昨日ではない、遠い昔の鎌倉―室町時代、 当時の知識人が書き残した「余暇」の本、 あなたはその本の名が思い浮かぶだろうか。 答えを言おう、 それは吉田兼好の『徒然草』―つれづれ草、 つれづれなるままに...で始まるあの本だ。 『徒然草』が何故に余暇の本か、 それはこの著者が「暇で退屈している」ことを大切な拠り所として この本を書いているからである。

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#011 江戸時代には過労死はなかった(2022年2月14日)

Posted by admin|  Posted on 2022/02/14 18:00

日本人の「過労死」はつとに世界的に有名で 働き過ぎて死ぬ人が後を絶たない。 KAROSHIという用語は英語の辞書にも登録されている。 (2002年 オックスフォード英語辞典に載ったのが最初) でも、日本人はもともとそんなに「働き過ぎ」ではなかった。 それは近代以後、特に大正期辺りから今日まで続く習慣(というより悪習)で たかだか100年ぐらいの「伝統」に過ぎない。 それも「過労死」となると、バブルがはじけて 失われた10年、20年と言われた平成期に目立ってきた現象だ。 そこで少しばかり歴史を巻き戻してみよう。 かの江戸時代に「過労」で死んだ人がいたのだろうか。 徳川300年の泰平の時代、貧しくとも平和な時代に 人々はもっとのどかな働き方をしていたように思われる。

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